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今回は、超希少な1969年 ポルシェ 912 ナロー です。並行車 左ハンドル 5MT 車検令和3年9月 バ-ガンディレッド(6808) 内装ブラック ナビTV ETC バックカメラ 走行12.772キロ(走行不明)基本的には、ノンレストアでオリジナル度が高い御車です、機関も良好です。今回は、700万にて御提供です。
アメリカの最後のオーナーは、テキサスの有名ポルシェショップ(Zims Autotechnik)のオーナー様です。新規登録は、Oct.30.1968@Florida.USA エンジン空冷水平対向は4気筒OHV8 バルブ 90PS
アメリカの元販売店の現物yuotubeサイトはこちら!
1969年製造のロングホイールベースモデル、オリジナルエンジン、5速マニュアル、無事故、屋根付き車庫保管、新車からのサービスレコード、TOOLキット、オロジナルジャッキ、1989年エンジンリビルト、2012-2018で$10.400掛けてある請求書が御座います。リビルトブレーキ(キャリパー、マスターシリンダー、スチールライン)、ガソリンタンク清掃(コーティング、フューエルライン)、前後サスペンションン交換、エンジンオイル漏れ修理、ニュークラッチ&プレッシャープレート、ミツションマウント、フロントポールジョイント、リヤフードダンパー、バッテリー交換等など。
日本に持ち込み後の整備記録多数有ります。E/G、M/Tオイル交換 ヘッドカバーパッキン交換、シフトロッド交換、キャブO/H&調整、バルブクリアランス、ブレーキO/H、オイルプレッシャースイッチ交換、ボンネットダンパー交換、メーターケーブル交換、ディトリビューター交換、バッテリー交換、スターター交換等など。
911の導入時点で生産されていた356との価格差を埋めるため、1965年にポルシェは911のパワーを抑えた912モデルを導入しました。
外観とテクノロジーの観点では、912は911と実質的に同一ですが、リアエンジンは911と異なり356 SCに搭載された1.6リッター水平対向4気筒エンジンでした。エンジンの低速トルクと安定性を高めるため、最高出力は95PSから90PS/5,800rpmに低減。駆動力は4速マニュアルトランスミッションを介して伝達されました。
1964年に発売された911はそれまでの356に比べほとんどの面で長足の進歩を遂げていましたが、一方で生産コストは大幅に上昇し、初期の911は356の最終型SCが16,450マルクであったのと比べて価格が約40%増しの22,900マルクになってしまいました。そのため356をそのまま生産中止にした場合、356が持っていた市場の一部を失うと考えたポルシェが356の市場を直接受け継ぐ車種として開発したのが911の廉価版である912です。
912の成り立ちを簡単にいえば、911のボディに356の最終型SC用水平対向4気筒OHV、内径φ82.5mm×行程74mmで1,582ccの空冷エンジンを積んだものです。ただし圧縮比を9.3とし、ソレックス製φ40mmキャブレター装備により90馬力/5,800rpm、12.4kgm/3,500rpm[1]としエンジン形式も616/36型となりました。トランスミッションは当初911が5速であったのに対し912では4速が標準だったが5速もオプションで選択できました。
外観は当時の911とほぼ同じですが、内装はステアリングホイールがプラスチック製になり、ダッシュボードはボディ色(鉄板むき出し)で、911では5連のメーターも356と同じ3連であるなど簡略化され、これらの簡略化により912の販売価格は16,000マルクです。 2+2で後部の二座席は完全なエマージェンシーシートであり、前部の二人が適切なシート位置を取った場合、後部にはとても大人が座れないほどの狭さではあります。
動力性能は911に及ばなかったがエンジンが軽量であったため重量配分は911よりも良好であり、そのために操縦性に関してはむしろ優れていたといわれています。
912は、最初期の911たるOシリーズの時代に登場し、Aシリーズを経て、ホイールベースの延長されたBシリーズの時代まで存続しました。マイナーチェンジ等は基本的に同時期の911に準じており、1967年からはオープンボディのタルガも設定されました。途中でメーターは5連化され、トランスミッションも5速が標準となりました。
最終的に1969年7月まで生産され、914に後を託して生産中止となり、その間の生産台数は約3万台でした。日本への正規輸入はちょうど100台です。